| 美しくあるために
美しい女性、なんと快い響でしょう。女性にとってこれほど素晴らしい響として伝わってくる言葉が他にあるでしょうか。
女性は誰でも、美しくありたいと願っています。これは意識する、しないにかかわらず、誰もがもつ願望です。
人の世に男性と女性がある限り、女性は美しくあるべきもので、その美しさを求める心は女性にとって永遠の祈りにも似たものなのです。
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妻であり、母親であっても、またお孫さんに囲まれるおばあちゃんであっても、美しさを求める心は失ってはいないはずです。
独身女性はもちろん、男性と肩を並べて仕事をこなすキャリアウーマンでも、女性らしさを失うことなくその魅力を倍増させて欲しいものです。
女として性を受け、この世にある限り、生涯を通じて女性であるという意識と欲求を抱き続けて欲しいものです。
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私達は、エステティックを通じて美容上のトラブルで悩む多くの女性とのふれあいと対話の場をもち、女性が美しくあるための指導者として、また技術者として、美容上のトラブル解消の手助けをし、「より美しく」への助力をして参りました。
しかしながら、私達も、そんな中で解決し得ないテーマに幾度となくぶつかりました。
そして研究し、究明し、解明できた最大の答えは、美しさはその人自信が持っているものであって、私達は単にその手助けをしているに過ぎない、つまり、いくら最大のトリートメントをしても、その人自身の生活リズムの中に、美しさを損なう問題が潜んでいれば効果は半減してしまうということなのです。
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食べること、眠ること、運動すること、また肌や体の管理(スミンケア・ボディケア)は大切なことですが、それにもまして現代人の美しさを脅かしている誘因、それはメンタル的テーマ(ストレス)が生み出す自律神経の不調和から起こる美容上のトラブルなのです。 |
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素肌美の条件
素肌の美しさはプロポーションの均整美に匹敵するといっても過言ではないでしょう。
いや、それ以上に女性にとっては価値のあるものでしょうし、また、欲求度の高いものかもしれません。素肌を自負し、誇れるあなたであるとしたら、女性としてこの世で素晴らしい宝の持ち主といえるのではないでしょうか。
ところで、美しい肌の定義づけは難しい問題です。
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女性らしくキメの細かい、色白で薄い肌。
野性的でちょっぴり男性っぽい小麦色の肌。
その両者ともに、透明度と弾力に富み、肌に緊張感がみなぎり、みずみずしく潤いのある肌であること。
さらに美容上のトラブルのない肌。そして保護力、抵抗力があり、清潔な肌。これだけ満たせば、素肌美の条件として申し分ありません。
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ここで大切なことは、この健やかな美しさの源は、日々の健やかな心身の生活リズムにあることを決して忘れてはならないことです。
ところが、現代人はその大きな心身リズムに不調和を起こし、その結果、現代人の肌を過敏肌傾向へと移行させているのです。
つまりちょっとした外から、また内面からの刺激で、美容上のトラブルを起こしやすい肌の人が最近急激に目立ってきているのです。また、さらに、最も目立つテーマでは、肌荒れから起こる色々なトラブルです。例えばアトピー性皮膚炎など。
この肌荒れの内因としては、暴飲暴食、寝不足、ストレスなど。また、外因には、化粧品、日焼け、エアコン、などなど数え上げればきりがないほどあります。 |
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このように原因がはっきりしているときは、一時期の状態ですから、その原因を取り去れば良いわけで、さほど心配ではありません。
ところが、原因もなく肌がカサカサして乾燥気味、弾力と透明感に欠ける、中には何となく頬が紅潮気味で、ちょっとした刺激にも反応して赤くなったりブツブツがでたり、肌がむずがゆさを感じる…こんな肌の症候を自覚したときは要注意です。
こんなときは、肌の抵抗力、また保護力が低下していることを物語っています。つまり、単に肌荒れというこの肌の状態が、肌の老化を早め、アトピーや、小ジワの発生、肌の緊張感の消失に発展してゆくのです。 |
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ビューティセブンキー
ではここで、美しくあるための7つの鍵(ビューティセブンキー)についてお話をしたいと思います。このビューティセブンキーは女性美の法則として、またサロンに相談においでになる方々へのビューティカウンセリングの基本として必須のチェック項目です。個人毎に各項目(特に1〜6)をチェックし、改善し、美しくあるための心身生活リズムへの誘導と指導を実施するわけです。
それでは各項目別に女性美への法則を考えてまいりましょう。 |
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■環境条件
環境には大きく分けて二つの条件があります。
一つは自然環境です。春夏秋冬の自然の変化に上手に順応することから素肌美は始まります。
四季の変化に伴う春から夏にかけての高温多湿、秋から冬にかけての寒冷乾燥に対する対策があります。
特に真冬の肌荒れには、皮膚のかさつきや、小ジワという大敵があります。
充分空気の乾燥から皮膚を保護してあげましょう。また、光線の影響があります。
特に夏の終わりから秋の初めにかけての紫外線からの肌の保護には留意が大切です。
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秋には、日焼けしやすく取れにくく、またちょっとの油断でシミとして残りやすい時期でもあるのです。また、海水浴や潮風にあたるとき、スキー場での紫外線も、異常な日焼けを起こし肌荒れもひどくなりやすい場所です。くれぐれも直射日光には気をつけるよう心掛けてください。極度な紫外線の肌への反復刺激は皮膚を厚く硬化させ、深いシワをつくり、老化を早めることとなります。
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もう一つは人為的環境です。人為的に生み出した文明社会の生活に依存しすぎないことです。交通機関の完備、電化製品の充実から起こる動きのない生活。また、自然を遮断した、屋内での冷暖房の徹底した生活に委ねすぎないことだといえます。さらに大切な条件は、社会機構の繁雑化からくる家族環境、住居環境、職場環境の現状にも充分に留意し、円満で心豊かな和合のある生活を工夫することが大切です。 |
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■食品条件
現代人の、まして美しくありたいと願う年代の女性ほど、インスタント食品を嗜好する傾向が目立っています。よくよく注意して食生活を管理していないと、この豊かな時代に栄養失調という、オトギ話のようなことが起こってしまいます。
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.■睡眠条件
睡眠は疲労を回復させる最大の手段として、人間に動物的本能として備わっている生理機能です。
睡眠も、美しくあるためには非常に大切な条件で、好ましい睡眠をとったか否かによって明日の美肌、健康に大きな影響を及ぼします。
「美女は夜つくられる」というのも、非常に重要な生理的意義があるからです。
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ここで睡眠の大切な条件を述べてみましょう。
睡眠で休息をとり疲労を回復させるには、ただ睡眠時間が長ければよい、というだけではありません。問題は睡眠の深さです。
では一体自分はどれぐらいの睡眠量がとれているのか、睡眠度を計算してみましょう。
美しくあるためには睡眠量が45以上あることが理想的といえます。 |
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■身体生理
身体生理の問題点は、利尿、排便、生理の3つです。通常平均して3食の食事をとっていれば、人間の生理現象は一日数回の利尿、1回の排便、28日周期で月1回の生理があることが正常な体であることの証拠です。
もうひとつ、忘れてならないのが運動です。筋肉を使って、大きく、早くを原則に、よく身体を動かすリズムをとり戻してください。最後にもうひとつ、基礎化粧品の合理的な使用です。肌質(オイリースキン、ドライスキン、コンビネーションスキン等)や、肌状(トラブルスキン等)に合った基礎化粧品を正しく使用し、お手入れをしてください。 |
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■精神神経(情動条件)
情緒やそれに伴う行動が安定していて不安がなく、イライラしない。
また、精神的プレッシャーやストレスに負けないことが大切です。つまり好ましい情動の精神生活をいかに多くもつか、ということが美肌、健康の大きな鍵のひとつといえます。
この精神神経や情動が美しさに影響することが現代の医学の面でも、究明され、「精神身体医学」という学問として確立されています。
深層心理の心に生じる欲求不満が原因の心身症や自ら意識する恐怖、驚き、不満、不足、悲しみなどが原因となる神経症など、数多くの精神神経が起因する症状が起こることが判ってきています。
このように精神的テーマから起こる肌や体の美容上のトラブルが、最近とみに増加の一途をたどってきています。 |
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■清潔への洗浄
素肌美の第一条件にも匹敵する清潔な肌の重要性は、誰にも反論する余地はありません。
スキンケアの基本は洗顔に始まり洗顔に終わるといいます。
洗顔は、ダブル洗顔、つまりクレンジングクリームとソープの併用が理想とされていますが、ここでちょっと皮膚の汚れについて学んで頂きましょう。 |
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(表皮上の塵埃)
・表皮角質が老化して剥離する老化角質塵
・皮脂腺や汗腺から分泌した生理的分泌塵とその酸化塵
・空気中に飛散している塵埃が皮膚に付着した付着塵埃
・メイクアップ化粧品の化粧品粒塵埃
以上4つの種類があり、これらの塵埃をできるだけ完全に除去するのが理想的な洗浄法で、素肌美条件である清潔な皮膚をたもつこととなるのです。 |
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■装粧(オシャレ)
これはメイクアップやドレスアップをしたり、それに伴うヘアスタイル、アクセサリーなどのお洒落を指します。
常にTPOに適応した、女性の最後の仕上げがこの項目になります。就寝時にはドレス、アクセサリー、ファンデーションを身体から取り除くと同時に、メイクアップも完全に取り除く、素肌美への徹底洗顔を厳守してください。 |
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最後に、健やかな美しさを損なう最大の誘因は、美しくあるための7つの鍵に歪みをおこし、その結果全身“代謝不全”をおこさせていることです。
豊かな文化生活を満喫するかたわら、自然環境の恩恵から疎外され、動きの生活リズムを失い、汗を流すという生理現象(代謝)が忘れ去られようとしているのです。
この生活リズムが年齢とは無関係に若い世代までの小ジワやたるみの悩み、また、全身の皮膚がよどんで肌が冴えないとか、ちょっとした刺激で肌が赤くなったり、むず痒さをおぼえたりすることを引き起こすわけです。 |
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その他太り過ぎや痩せ過ぎ、体重は問題ないのに筋肉の緊張感や弾力がなくなりプロポーションを損なう、などなど…その健やかな美しさからどんどん遠ざかろうとしているような気がしますが、この美しさを取り戻す最も身近な、確実な方法は動きのある生活を取り戻し、良い汗を快く流すことから始まります。
さらに清潔への洗浄、美肌・美体のためのトリートメント、最後に肌への保護。この3ステップが美肌・美体へのルールなのです。 |
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「美しくあるために」のポイントは何だと思われますか。美しい女性でありたいと願望をかなえてくれるもの…それはあなた自身の決心です。
美しくなろうと自信をもって心に決め、行動することです。
あとは美しい女性という目標に向かって一歩一歩自信をもって進むこと。生活リズムの歪みにも注意してください。
そうすれば目標は必ず実現するのです。目標に到達できるというあなたの確信こそが、美しい女性への最大の武器なのです。
そこではじめて、私達の手助けが大きな力として役立てていただけることでしょう。
美しさを求め、それを極め、さらにその美しさを確かなものとして「美しくありたい」という、女性の限りない願いに向かって、ご一緒に歩み続けたいと念じております。
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